火曜4限,9号館7階724号室(村澤研究室)
データ分析のスキルは実践して身に付けるものである.「習うより慣れろ」をモットーに,本授業ではフリーの計量経済分析ソフトgretlを用いたデータ分析の実習を行う.
データ分析に慣れることが本授業の目標である.分析手法の厳密な理解は求めないが,分析結果の読み取り方は身に付けてほしい.
A. 経済学における基礎的な思考法と分析手法を修得する.
F. 社会において必要となるコミュニケーション能力,IT活用能力、プレゼンテーション能力,ディベート能力を身につける.
G. 論理的・分析的な思考法を身につけ,問題を科学的に把握する能力を身につける.
J. 課題を発見し,自ら調査し,解決策を導き出す能力を身につける.
⑤情報を整理し分析する力
実際にコンピューターを操作してデータの読み取り・図示・分析を行い,教科書の結果が再現できることを確認する.その上で分析の目的・手法・結果について解説する.
短時間で構わないので,通学の電車や休み時間などを利用して,授業の前後に教科書の該当部分を必ず予習・復習すること(30分程度).
「統計入門」を履修済みであることが望ましい.
以下の要領で基礎点に課題提出の評価点を加味する.
すべての課題について,全問に解答し,期限内に提出することが単位認定の必要条件.グループで取り組んでよいが,提出は個別に行うこと.
出席回数が10回に満たなかった場合,「欠席」とする.
加藤久和 (2012) 『gretlで計量経済分析』 日本評論社
イアン・エアーズ (2010)
『その数学が戦略を決める 』
文春文庫
西内啓 (2012)
『統計学が最強の学問である』
ダイヤモンド社
昨年度の履修者128名の成績分布は秀0名・優71名・良41名・可10名・不可0名・欠席6名でした.
私の知る限り,賢くなるための唯一の方法は読書です.教科書も含め,良書をじっくりと読んで下さい.
欠席する(した)場合は欠席届を提出すること.授業中に立ち歩かないこと.私語を慎むようお互いに注意すること.