経済統計
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オフィスアワー
非常勤のためオフィスアワーはありません.質問は休憩時間に対応します.
授業目標
本講義は「確率」「統計」の2つのパートから成る.前半の「確率」のパートでは,確率変数・確率分布の概念を学ぶ.確率は統計学の理論的基礎となるだけでなく,不確実性に直面する経済主体の意思決定の分析においても不可欠である.後半の「統計」のパートでは,一部の観察(標本)から全体(母集団)について推測する「統計的推測」の方法論を学ぶ.本講義を通じて「統計的事実」と「真実」を区別する感覚が身につく.本講義の内容・水準は統計検定2級に対応している.
教科書
東京大学教養学部統計学教室編
「統計学入門」
東京大学出版会,1991(授業に持参すること)
参考書
高校数学の教科書・参考書
日本統計学会編
「日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎(改訂版)」
東京図書, 2015
加藤久和
「gretlで計量経済分析」
日本評論社,2012
イアン・エアーズ
「その数学が戦略を決める 」
文春文庫,2010
西内啓
「統計学が最強の学問である」
ダイヤモンド社,2012
関連科目
「基礎数学I・II」「統計学基礎I・II」を履修済みであることが前提.
授業概要
まず導入として「記述統計」について簡単に解説する.次いで「確率」のパートでは(1)確率,(2)確率変数と確率分布,(3)期待値,(4)代表的な分布,(5)多変量分布,(6)大数の法則と中心極限定理,といったトピックを扱う.後半の「統計」のパートでは(1)母集団と標本,(2)統計量の標本分布,(3)点推定,(4)区間推定,(5)仮説検定,(6)回帰分析,といったトピックを扱う.各回の授業の前半は講義,後半は復習テストを行う.またデータ分析の実習を宿題として課す.
試験・成績評価
宿題・復習テスト(50%)と試験(50%).すべての宿題について,全問に解答し(正答である必要はない),期限内に提出することが単位認定の必要条件.グループで取り組んでよいが,提出は個別に行うこと.その上で確率変数・確率分布と統計的推測の基本用語を正確に定義できることが合格(C以上)の最低基準.
備考
遅刻者の途中入室は許可しない.欠席する(した)場合は欠席届を提出すること.授業中に立ち歩かないこと.私語を慎むようお互いに注意すること.
スケジュールは以下の通り(変更の可能性あり).教科書の該当部分を事前に読んでくること.過去の講義ノートとスライドもアップロードしておきます(pdfファイルを開くにはAdobe Acrobat Readerが必要です).
- (4月12日)ガイダンス,
統計学のキーワード(1)
- (4月12日)1変量データの整理(2)
- (4月19日)gretl入門,
2変量データの整理(3.1-3.3.5)
- (4月19日)確率(4.1-4.4)
- (4月26日)条件つき確率と事象の独立性(4.5)
- (4月26日)確率変数と確率分布(5.1)
- (5月10日)期待値と積率(5.2-5.3)
- (5月10日)チェビシェフの不等式,確率変数の変換(5.4-5.5)
- (5月17日)前半中間試験
- (5月17日)代表的な離散分布(6.1-6.5)
- (5月24日)代表的な連続分布(6.6-6.7)
- (5月24日)多変量分布(7.1-7.2)
- (5月31日)多変量正規分布(7.3-7.4)
- (5月31日)大数の法則と中心極限定理(8)
- (6月7日)前半最終試験
- (6月14日)母集団と標本(9.1-9.2.1)
- (6月14日)統計量の標本分布(9.2.2-9.4)
- (6月21日)正規母集団(10.1-10.4)
- (6月21日)2標本問題(10.5)
- (6月28日)点推定(11.1-11.2, 11.4)
- (6月28日)推定量の性質(11.3)
- (7月5日)区間推定(11.5)
- (7月5日)後半中間試験
- (7月12日)仮説検定(12.1, 12.5)
- (7月12日)平均と分散の検定(12.2)
- (7月19日)適合度検定(12.3-12.4)
- (7月19日)回帰分析(13.1-13.2.1)
- (7月26日)回帰係数の推定と検定(13.2.2-13.3)
- (7月26日)決定係数と分散分析(3.4, 13.4)
- (8月2日)後半最終試験
- (4月12日)復習テスト1
- (4月12日)復習テスト2
- (4月19日)復習テスト3
- (4月19日)復習テスト4
- (4月26日)復習テスト5
- (4月26日)復習テスト6
- (5月10日)復習テスト7
- (5月10日)復習テスト8
- (5月17日)復習テスト9
- (5月24日)復習テスト10
- (5月24日)復習テスト11
- (5月31日)復習テスト12
- (5月31日)復習テスト13
- (6月14日)復習テスト14
- (6月14日)復習テスト15
- (6月21日)復習テスト16
- (6月21日)復習テスト17
- (6月28日)復習テスト18
- (6月28日)復習テスト19
- (7月5日)復習テスト20
- (7月12日)復習テスト21
- (7月12日)復習テスト22
- (7月19日)復習テスト23
- (7月19日)復習テスト24
- (7月26日)復習テスト25
- (7月26日)復習テスト26
- (期限:5月*日)宿題1
- (期限:5月*日)宿題2
- (期限:5月*日)宿題3
- (期限:6月*日)宿題4
- (期限:6月28日)宿題5
- (期限:7月19日)宿題6
- (期限:8月2日)宿題7
- 2003年度経済統計論A:前期試験
- 2003年度経済統計論A:追試験
- 2003年度経済統計論B:後期試験
- 2003年度経済統計論B:追試験
- 2005年度経済統計:前期試験
- 2005年度経済統計:追試験
- 2007年度経済統計:中間試験
- 2007年度経済統計:期末試験
- 2009年度経済統計:第1回中間試験
- 2009年度経済統計:第2回中間試験
- 2009年度経済統計:第3回中間試験
- 2009年度経済統計:期末試験
- 2009年度経済統計:追試験
- 2011年度経済統計:第1回中間試験
- 2011年度経済統計:第2回中間試験
- 2011年度経済統計:第3回中間試験
- 2011年度経済統計:期末試験
- 2013年度経済統計:第1回中間試験
- 2013年度経済統計:第2回中間試験
- 2013年度経済統計:第3回中間試験
- 2013年度経済統計:期末試験
- 2015年度経済統計:第1回中間試験
- 2015年度経済統計:第2回中間試験
- 2015年度経済統計:第3回中間試験
- 2015年度経済統計:期末試験
- 2015年度計量経済I:期末試験
- 2015年度計量経済II:中間試験
- 2015年度計量経済II:期末試験
- 2016年度経済統計:第1回中間試験
- 2016年度経済統計:第2回中間試験
- 2016年度経済統計:第3回中間試験
- 2016年度経済統計:期末試験
- 2016年度計量経済I:中間試験
- 2016年度計量経済I:期末試験
- 2016年度計量経済II:中間試験
- 2016年度計量経済II:期末試験
- 2017年度経済統計:第1回中間試験
- 2017年度経済統計:第2回中間試験
- 2017年度経済統計:第3回中間試験
- 2017年度経済統計:期末試験
- 2017年度計量経済I:中間試験
- 2017年度計量経済I:期末試験
- 2017年度計量経済II:中間試験
- 2017年度計量経済II:期末試験
- 2018年度経済統計:第1回中間試験
- 2018年度経済統計:第2回中間試験
- 2018年度経済統計:第3回中間試験
- 2018年度経済統計:期末試験
- 2018年度計量経済I:中間試験
- 2018年度計量経済I:期末試験
- 2018年度計量経済II:中間試験
- 2018年度計量経済II:期末試験
- 2019年度経済統計:第1回中間試験
- 2019年度経済統計:第2回中間試験
- 2019年度経済統計:第3回中間試験
- 2019年度経済統計:期末試験
- 2019年度計量経済I:中間試験
- 2019年度計量経済I:期末試験
- 2019年度計量経済II:中間試験
- 2019年度計量経済II:期末試験
- 2019年度中級統計学:第1回中間試験
- 2019年度中級統計学:第2回中間試験
- 2019年度中級統計学:第3回中間試験
- 2019年度中級統計学:後期定期試験
- 2020年度経済統計I:中間試験
- 2020年度経済統計I:期末試験
- 2020年度経済統計II:中間試験
- 2020年度経済統計II:期末試験
- 2020年度中級統計学:第1回中間試験
- 2020年度中級統計学:第2回中間試験
- 2020年度中級統計学:第3回中間試験
- 2020年度中級統計学:後期定期試験